部門ごとの導入計画から、全社へ段階的に広げています
建設企業で、経営層が掲げるAI活用を、部門ごとの導入計画に落としています。部門別のロードマップを作り、先に進めた部門のやり方を他の部門へ広げ、全社へ段階的に広げています。
パートナー企業との協業による支援で、複数部門にまたがるAI導入の設計を伴走で進めています。会社名は伏せています。

設計に使うのは、各部門の業務とその特性の表です。届くのは、部門ごとにAIを使う業務と段階を書いたロードマップです。
仕組みの全体は事例のページ「部門ごとのAI導入計画を、全社展開の道筋に」にまとめています。
部門によって、業務の性質が大きく違います
経営層はAI活用を掲げていました。ところが部門ごとに業務の特性が大きく異なり、全社で統一して展開する道筋が見えない状態でした。
図の例の表では、図面の確認がある部門と、現場の日報がある部門を並べています。書類が多い部門と、外出が多い部門では、AIを使う業務も変わります。
特性を整理し、計画を作り、先行部門から広げます
導入の設計は3つの段で進めます。業務の特性を整理する、導入計画を作る、先行部門から広げる、の順です。

1つ目の段では、部門ごとに業務の違いを洗い出します。
2つ目の段では、部門別に、AIを使う業務と順番を決めます。図の例のロードマップでは、A部門の議事録の要約を第1段、B部門の日報の整理を第2段にしています。
3つ目の段では、先に進めた部門の型を、次の部門へ渡します。
どの部門から進めるかは、会社が決めます
どの部門から進めるかと、計画の採用は会社が決めます。計画は部門ごとに作り、広げる順番も会社が決めます。
全部門へ一度に同じ形で広げることはしません。
部門別のロードマップと、横展開の仕組みができました
部門別のAI活用ロードマップを作りました。先行部門の取り組みを横展開する仕組みも作っています。
全社規模でのAI活用の体制は今も段階的に整えています。
自社で試すときは、部門ごとの業務の特性を1枚の表にします
自社で同じ形を試すなら、最初に部門ごとの主な業務と、その特性を1枚の表にします。ここからは本記事の提案です。
表があると、どの部門から始めるかを会社が比べて決められます。
最初の部門で使えた型は次の部門に渡す前に、業務の特性の違いを表で確かめます。
研修で、部門ごとに使い方をそろえます
当社の見立てでは、部門ごとに業務が違う会社は、部門の題材で研修を進めると使い方をそろえやすくなります。
TechWorkerのセキュリティ×生成AI研修は情報を守りながら生成AIを全社で使う研修です。教材は毎週更新します。
出典と、本記事で提案した範囲
- TechWorker「実績・導入事例」(2026年10月19日に読んだ版)。パートナー企業との協業による支援です。
- TechWorker「AIエージェントの事例」の事例のページ(2026年10月20日公開)。
支援の前の状態、設計の3つの段、ロードマップと横展開の仕組みは、当社の導入事例にある事実です。業務の特性を1枚の表にすることは、本記事の提案です。図と画面の中身は例で、実際の部門や業務ではありません。