AIエージェントの事例

AIの全社展開を部門ごとに計画する|特性の整理から横展開までの業務図

建設企業で、経営層が掲げるAI活用を、部門ごとの導入計画に落としている事例です。業務の特性を整理し、ロードマップを作り、先に進めた部門のやり方を広げる流れを紹介します。

古野光太朗古野光太朗··読了 3分

主な対象読者経営者・経営幹部

部門ごとの導入計画から、全社へ段階的に広げています

建設企業で、経営層が掲げるAI活用を、部門ごとの導入計画に落としています。部門別のロードマップを作り、先に進めた部門のやり方を他の部門へ広げ、全社へ段階的に広げています。

パートナー企業との協業による支援で、複数部門にまたがるAI導入の設計を伴走で進めています。会社名は伏せています。

部門ごとのAI導入計画を、全社展開の道筋に。AIが読む物、AIの処理、届く物、人が決めること、課題と改善結果を1枚にまとめた事例のページの図。
TechWorkerの事例のページ出典:AIエージェントの事例「部門ごとのAI導入計画を、全社展開の道筋に」(2026年10月20日公開・確認)。画面の中身は例です。画像を押すと拡大できます。

設計に使うのは、各部門の業務とその特性の表です。届くのは、部門ごとにAIを使う業務と段階を書いたロードマップです。

仕組みの全体は事例のページ「部門ごとのAI導入計画を、全社展開の道筋に」にまとめています。

部門によって、業務の性質が大きく違います

経営層はAI活用を掲げていました。ところが部門ごとに業務の特性が大きく異なり、全社で統一して展開する道筋が見えない状態でした。

図の例の表では、図面の確認がある部門と、現場の日報がある部門を並べています。書類が多い部門と、外出が多い部門では、AIを使う業務も変わります。

特性を整理し、計画を作り、先行部門から広げます

導入の設計は3つの段で進めます。業務の特性を整理する、導入計画を作る、先行部門から広げる、の順です。

AIの導入を部門ごとに広げる流れ(建設企業)。業務の特性を整理する、導入計画を作る、進める部門と計画を決める、先行部門から広げる、次の部門で使うの順に進みます。
TechWorker作成:AIの導入を部門ごとに広げる流れ(建設企業)。事例のページの仕組みをもとにした業務図です。

1つ目の段では、部門ごとに業務の違いを洗い出します。

2つ目の段では、部門別に、AIを使う業務と順番を決めます。図の例のロードマップでは、A部門の議事録の要約を第1段、B部門の日報の整理を第2段にしています。

3つ目の段では、先に進めた部門の型を、次の部門へ渡します。

どの部門から進めるかは、会社が決めます

どの部門から進めるかと、計画の採用は会社が決めます。計画は部門ごとに作り、広げる順番も会社が決めます。

全部門へ一度に同じ形で広げることはしません。

部門別のロードマップと、横展開の仕組みができました

部門別のAI活用ロードマップを作りました。先行部門の取り組みを横展開する仕組みも作っています。

全社規模でのAI活用の体制は今も段階的に整えています。

自社で試すときは、部門ごとの業務の特性を1枚の表にします

自社で同じ形を試すなら、最初に部門ごとの主な業務と、その特性を1枚の表にします。ここからは本記事の提案です。

表があると、どの部門から始めるかを会社が比べて決められます。

最初の部門で使えた型は次の部門に渡す前に、業務の特性の違いを表で確かめます。

研修で、部門ごとに使い方をそろえます

当社の見立てでは、部門ごとに業務が違う会社は、部門の題材で研修を進めると使い方をそろえやすくなります。

TechWorkerのセキュリティ×生成AI研修は情報を守りながら生成AIを全社で使う研修です。教材は毎週更新します。

出典と、本記事で提案した範囲

支援の前の状態、設計の3つの段、ロードマップと横展開の仕組みは、当社の導入事例にある事実です。業務の特性を1枚の表にすることは、本記事の提案です。図と画面の中身は例で、実際の部門や業務ではありません。

古野光太朗
古野光太朗 / 株式会社TechWorker 代表取締役 CEO兼CTO

株式会社TechWorker代表取締役。企業の生成AI導入と、業務への組み込みを支援しています。

情報を守りながら、生成AIを全社で使う研修です。

セキュリティ×生成AI研修は情報を守りながら生成AIを全社で使う研修です。教材は毎週更新します。

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