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業務図ラボ 部署別 業務図テンプレート集

部署別 業務図テンプレート集
AIに任せる工程の見つけ方つき

経理、人事労務、カスタマー対応、総務・法務、営業の5つの部署の業務図の例と、自社の業務を書き込める空の型をまとめました。工程ごとにAIへ任せる範囲を決める手順もついています。

5部署の業務図の例
3つの札
2種類の空の型
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はじめに:この資料の使い方

この資料は、部署の仕事を1枚の図にして、AIに任せる工程を見つけるための道具です。例を見て、空の型に自社の業務を書き込み、札を付けます。

業務図とは、誰が、どの順番で、何を使って進めるかを、工程でつないで1枚に描いたものです。工程とは、業務を作業の単位に分けたひとつひとつのことです。

図の見方

横の帯は、誰がやるかを表します。左から右へ、仕事が進みます。各工程の上の札が、任せ方を表します。

AIが自動でAIが実行まで進めます。人は結果を後から見ます。
AIが下書きAIが下書きまで作ります。人が見て、直して、決めます。
人が行う人が実行します。AIは使わないか、材料を集めるところまでです。

図の中の「AIが下書き」は、人が確認することを前提にした札です。

使い方

1. 第2章で、近い部署の例を見ます。
2. 第3章の空の型に、自社の工程と担当を書きます。
3. 第4章の質問で、工程ごとに札を付けます。
4. AIがやらないことと、確認する人を書き添えます。
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部署別の業務図の例(5部署)

各部署の業務を、1枚の業務図にしました。図の下の表で、任せる候補、人が判断する工程、AIがやらないことを整理しています。

経理、人事労務、カスタマー対応、総務・法務の4つは、一般的な流れをもとにした例です。使うシステムは、会計ソフトや勤怠システムのような一般名で書いています。営業は、TechWorkerの実例です。

例1 経理「月次の締め」

経理「月次の締め」の業務図

例です。自社の業務に合わせて工程と担当を直してください。

AIに任せる候補の工程人が判断する工程AIがやらないこと
  • 仕訳案の作成(AIが下書き)
  • 残高と明細の照合(AIが自動で)
  • 月次資料の作成(AIが下書き)
  • 仕訳の確認と登録
  • 差異の調査と修正
  • 資料を確認して締める
  • 会計ソフトの登録内容は書き換えない
  • 確認前の資料を共有しない

例2 人事労務「入社の手続き」

人事労務「入社の手続き」の業務図

例です。自社の業務に合わせて工程と担当を直してください。

AIに任せる候補の工程人が判断する工程AIがやらないこと
  • 案内文と書類リストの作成(AIが下書き)
  • 書類の記入漏れの点検(AIが自動で)
  • 登録内容の作成(AIが下書き)
  • 入社情報の受け取り
  • 案内の確認と入社者への送付
  • 不備の確認と勤怠システムへの登録
  • 入社者へ直接連絡しない
  • 提出された書類の内容は書き換えない

例3 カスタマー対応「問い合わせの一次対応」

カスタマー対応「問い合わせの一次対応」の業務図

例です。自社の業務に合わせて工程と担当を直してください。

AIに任せる候補の工程人が判断する工程AIがやらないこと
  • 内容の分類と受付(AIが自動で)
  • 定型の質問への回答案(AIが下書き)
  • 対応内容の記録と集計(AIが自動で)
  • 個別の事情を含む問い合わせの確認
  • 回答案の確認と返信
  • お客さんへ直接返信しない
  • 個別の事情を含む問い合わせの回答案は作らない

例4 総務・法務「契約書の確認と保管」

総務・法務「契約書の確認と保管」の業務図

例です。自社の業務に合わせて工程と担当を直してください。

AIに任せる候補の工程人が判断する工程AIがやらないこと
  • 条文の確認点の一覧づくり(AIが下書き)
  • 台帳の登録内容の作成(AIが下書き)
  • 更新期限の通知(AIが自動で)
  • 修正案の検討と判断
  • 先方との調整と締結
  • 保管と台帳への登録
  • 契約書の内容は書き換えない
  • 法的な可否を最終判断しない
  • 先方へ送らない

例5 営業「1回目商談」

営業「1回目商談」の業務図

TechWorkerの実例です。CompanyMap AIの画面で作成した業務図をもとにしています。

AIに任せる候補の工程人が判断する工程AIがやらないこと
  • CRM照合・BANT算出(AIが自動で)
  • 企業リサーチ(AIが下書き)
  • 商談準備ページの作成(AIが下書き)
  • フォロー文面の作成(AIが下書き)
  • 週次の改善集計(AIが自動で)
  • 商談に臨む
  • フォローの送信と台帳への記録
  • CRMの登録内容は書き換えない(工程1)
  • 工程2と工程6にも、やらないことを設定しています
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自社用の空の型

自社の業務を書き込むための型です。印刷して手で書いても、画面に写して打ち込んでも使えます。

型1:業務図の下書き

左の列に担当を書きます。工程は、仕事が進む順に左から右へ書いていきます。工程名は「見積を送る」のように、動詞で終えます。

担当(帯)12345678
お客さん・社外例:問い合わせる人
担当者例:部署の担当者
責任者例:確認して決める人
AI・ツール例:使うシステム名も書く

型2:工程ごとの札と書き込み

型1で書いた工程を、1行ずつ書き写します。札は、第4章の質問で決めます。

工程名担当札自動/下書き/人AIがやらないこと確認する人と見る点
先に書くのは、工程名と担当だけで構いません。迷う工程は、いったん「人が行う」にしておきます。
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札の付け方

任せる範囲は、工程ごとに段階をつけて決めます。業務全体に1つの答えを出す必要はありません。

見る点は3つです

工程ごとに、お客さんに届くか、元に戻せるか、判断の基準を文章で書き切れるかを見ます。たとえば社内の集計は、間違えても直せます。お客さんへの送信や台帳の書き換えは、元に戻しにくい工程です。

2つの質問で札を決めます

質問1手順と判断の基準を、文章で書き切れますか。
いいえ人が行う
質問2書き切れる場合です。間違いがお客さんに届きますか。または、元に戻せませんか。
はいAIが下書き・人が確認
どちらも違うAIが自動で

「AIが自動で」は、あくまで候補です。最初は迷う工程を「人が行う」か「AIが下書き・人が確認」にして、動かしながら軽くしていきます。

5つの手順

1

工程に分ける

業務を工程に分け、動詞で終わる名前を付けます。担当ごとに並べると、受け渡しが見えます。

2

影響を見る

お客さんに届くか、元に戻せるか、基準を書き切れるかを、工程ごとに見ます。

3

札を付ける

上の2つの質問で、3つの札から選びます。

4

AIがやらないことを書く

「対象は操作しない」の形で、1行にします。たとえば「CRMの登録内容は書き換えない」です。

5

使うシステムと見直す日を決める

工程ごとに使うシステムを書くと、AIに渡す権限の範囲が見えます。札を見直す日も、先に決めておきます。

慎重に付ける工程

金銭の取引、法務の判断、人事、法令上重要な手続きは、人の承認を必ず通すようにと、Microsoftの公式資料(Multistage and AI approvals in agent flows)が注意しています。自社でこれらに近い工程は、「人が行う」札から始めます。

人が確認する工程には、確認する人と見る点も書き添えます。AIの出力を形だけ承認することを防ぐためです。

うまくいかない例

AIがやらないことを書かない。どこまで触ってよいかが、人によって変わります。
確認する人を決めない。AIの出力が、そのままお客さんに届きます。
札を見直さない。業務が変わると、任せ方が実態と合わなくなります。
05

次の一歩:自社の業務図をつくる

まず、1つの部署の、1つの業務フローを選びます。第3章の型に工程を書き出し、札を付けるところから始めます。

業務図を一から描く時間が取れない場合は、CompanyMap AIが使えます。CompanyMap AIは、AIの聞き取りで、部署の業務フローを業務図にするサービスです。聞き取りの答えをもとに、工程と担当を1枚にまとめます。

Next Step CompanyMap AI

部署の業務フローを、
AIの聞き取りで業務図にします。

工程、担当、使うシステムを1枚にまとめ、任せる工程を決める土台をつくります。

CompanyMap AIを見る →

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